　今週のドル高、円高のゆくえはどうなるでしょうか？。なぜドル高になったのかについて、はっきり言及しているブログは少ないように感じます。人間とは悲しい動物。理屈が通らないと、なかなか手を出せない動物なのです。
　円を対象にすると分かりにくい状況もドルを対象にすると非常に分かりやすくなります。つまり、去年のサブプライム問題で各国の通貨が急落しました。
　ドルの急落と共に各国の通貨も急落しました。しかし、各国の急落が収まると、ドル安、円安の流れになります。
　ユーロもサブプライムで影響を受けたのにもかかわらず、　ユーロ/ドル買い市場で対円では高くないユーロも昨年同月時を参考にすると、対ドルでは異常な高値になっています。平均的に下落してもいい通貨がユーロかドルかを選択した場合にユーロを選択し続けた結果が、異常な高値になったと思われます。つまり、行き過ぎたから戻している。そう読んでいます。
　この考えで昨年同月期と現在を比較すると、ポンドは少し下げすぎなので、そろそろ戻る気配です。ユーロは1.2795で現在は1.4672ですので、少なくてもボリンジャーバンドの月足中心線1.4000程度までは戻る可能性が高そうです。豪州は0.81程度で現在は0.8651ですので、まだまだ買いポジシヨンは控えたほうが好いかもしれません。ニュージランドは昨年の８月の急落時と同程度です。現在、対ドルでも反転上昇しているので、転換点かなと判断しています。
　以上を考えると、　ポンド・ユーロは対ドルで下落中、豪州も下落中NZDは日足MACDで反転上昇RCI短、中期反転上昇、長期とデットクロスした。カナダも対ドルでこちらはUSD/CADなので、反転下落です。
　
　という事で金曜日は反転上昇したのを確認してから、NZD/JPY５枚ロング注文しました。
　月曜日は様子見で夕方からカナダが対ドルで上昇するようだと、５枚注文予定です。ドルが下がると、円高に振れる可能性も有るため、対ドルで保持するか、対円で保持するか検討中です。

　まあ、無理しないでNZD/JPYだけ保有すると言う考えもありますが。